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Author:伊旺(いお)
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彩雲国物語〈9〉紅梅は夜に香る

404449911X彩雲国物語 紅梅は夜に香る
雪乃 紗衣
角川書店 2006-08-31

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ついにでました、彩雲国物語。

今回は、茶州編が終わって、新章へと突入する巻です。
アニメもどんどん回が進んできて、見逃せない感じですね。
ちなみに、アニメはまだ一度も見てません……

み、みたい

さてさて。
この巻ではどういう始まり方をするのやら、と思っていたのですが、
結構穏やかに始まったほうなのか?

「重い処分を受けたのは秀麗だけ」という事実についてもちらっと説明があるというか、葛藤があります。
そもそも、秀麗自身はそこのところをわかってて、でも前に進もうとしているんですよね。

そして新たな登場人物たちも活躍します。
この方達が次にどうつながっていくのか……
ちなみに、

新たに登場するタンタンくんは脱力系でさっぱりした性格をしているのですが(笑)、彼にとってはそんな秀麗の態度が不可解だったようで、何の気なしに
「あんたなんでそんなに頑張ってんの」
と疑問をぶつけてしまう。

でも、人って辛いことあったら落ち込むもんですよ。
ということで秀麗から痛烈なお見舞いをもらうことになるのですが。
そもそも秀麗も頑張りすぎってこともあり、このシリーズを読んできてずっと超人に見えてきた秀麗が身近に感じた瞬間でもあります。

彼女は努力家だよ。
正義が必ずしも通る世の中ではないと承知の上で、
その正義を貫こうとする。
彼女にとっての正義を。

タンタンくんにとっての正義というか、
培ってきたものもあるわけで、そういう点での対比がこの巻での見所ではないかと。

どちらも正しいなんて一概に言えないもんです。
ただ、この後の展開が楽しみです。