品種改良によって発生したウィルスにより、人類の99%が死滅した2415年の世界。だが生き残った500万人の人類は、汚染された外界とは壁で隔てられた都市ブレーニャで圧制されながら暮らしていた。そんな政府に抵抗する反政府組織“モニカン”。そんな“モニカン”のひとり、イーオン・フラックスはブレーニャの支配階級の暗殺を命じられる…。◆ウイルス
ウイルスにより人類のほとんどが死滅。
想像できそうで怖い未来が舞台となった物語。
主人公のイーオンはこの500万人を支配するいわゆる"政府"に対抗する組織の人間です。
ウイルスにより人の住む区画は周囲から閉鎖され、その閉鎖壁の外側は雄大な自然が広がっています。
ということは、ウイルスにより死滅にさらされたのはほぼ人間に対してのみ、ということでしょうか。
ウイルスがばら撒かれてから7世紀経っているようなので、それだったら自然は回復するのかな?
◆過去を探す旅
物語の真相にかかわることでもあるのですが、
主人公のイーオン・フラックスはある人物に会うことにより、
時々目にする幻影の正体を突き止めることになります。
この幻影こそが、実を言うと真相に直結するものでもあり得るわけです。
最初はアクション映画かと思いましたが、
これは、今の人間社会に投げかけるメッセージも含んでいます。
◆人間世界の縮図
というより、惑星形成の縮図?
人が生まれるということ。
いろんなことを考えさせられました。
結構淡々と進んでいくので、
笑わしてくれるような映画を見たい方には向かないタイプかもしれません。
シャーリーズ・セロンの変貌した姿を見るのもいいかも。