★★★
(※長崎、波手島、明治の教会、無人の島、宗教、集団自殺、私立探偵、カルト教団)
「だが犯罪プロデューサーはそれでは満足しなかった。
他人を巻き込んで事態を複雑にするだけでなく、
証拠をまき散らしディテールを積み上げ、
紆余曲折する迷路を描いてみせた」(p.305)うーむ。
これは女性が読むとなるほど、と思うことしばしばです。
反対に、男性の目にはどう映るんだろう……。
最も知りたかったりする蒼や京介の秘密について、エピローグで少しずつバラすのはおなじみです(笑)。
読むたびに、真実はどうなんだろうと頭の中を巡らしてしまう。
蒼の知り合いが、ある日相談を持ちかけてきた。
同大学に所属する女性が行方不明だというのだ。
その知り合いは、怪しいと目をつけた宗教団体に乗り込むが。
今回は、何から感想を書けば良いやら……
とにかく、宗教団体の活動動機のあやふやさは、そういう裏があったからでしょう。
この本こそは、前の巻から順に読まないと、完結してないと思われるかも。
綾乃さんのことといい、これからどう結末に行くのか、楽しみです。
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注記
『桜闇』中短編「永遠を巡る螺旋」
『月蝕の窓』
本を読んだ後でも読み返すといいかも。
ちなみに、本編全15巻を目安としているこのシリーズ、あと残すところ3冊となっている。