★★★☆
(※ニューヨーク、魔法使い、妖精、ガーゴイル、田舎者、チャンス、ファンタジー、魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』)
故郷の小さな町にいたのでは決して見つけることのできない、
わたしのために用意された何か大きなものが別の世界にあるような気がしたのだ。(p.26)働く女性に勧めたい作品。
主人公のケイティは地方のテキサスからニューヨークへと来た、ごくふつうのOL。
職場の上司に耐えながら、新しい仕事を探す日々。
能力はあるものの、機会に恵まれない女性。容姿は美人でも醜くもなく、至ってふつう。
こんな普通の暮らしをしていた彼女だからこそ、必要とされる手があった、と。
結構面白い世界観ですよね。
普通は秘められた能力とか云々の設定をつけるものですが、主人公は魔法が使えない(しかし魔法にもかからないという特性もある)という人物をファンタジーで持ってくるなんて。
彼女が馬鹿でないのは文章を見るとわかりますし、常識的な人間だということも読むにつれ判明。
だからこそか、巻き込まれているかも……と思ってしまう。
終わり方やちょっと大人になってからじゃないと面白さがわからないかも……ということで★は上のようになりましたが、働いている女性には結構楽しんで読んでもらえるものだと思います。
第二作もすでに出ているようですので、魅力的な男性陣に加え話がどうなるのか、これからですね。