★★★
(友達、学校、少年少女、妄想世界、旅、合作、迷える10代の心)◆全体的には
思春期の少年少女たちが繰り広げる妄想と虚空の物語。
短編仕立てとなっていて、それぞれの悩みやらトラウマやらが題材となっている。
「お菓子帝国」がかわいかった。この話は一番取っつきやすい。
少年少女の時に出てくる悩みやいらだち、特有の曖昧さが際だっている。
◆ふと思う
これ、いままっただ中にいる子が読むとどう思うんだろう?
大人になりたての人でも結構ぐさりとくるところがある。
でも、気づかせられるということでもある。
最後になるにつれ、ゆるかった世界観が固められていく。