★★★
(放課後、理科実験室、あまい香り、時間と記憶、事件、思春期の少女、あまく切ない想い、永遠の物語)アニメ映画に触れてから、ちゃんと読んでいなかった原作を手に取る。
1965年当時、「中学三年コース」に連載されていたという本書。
もちろん、新装版だが、内容を見ると、少年少女向きにもかかわらず雰囲気が出ている。
私が初めて触れたのは、内田有紀主演のドラマ版「時をかける少女」。
原田知世主演の映画版は自分が生まれたばかりの時期だったので、ドラマのほうが記憶にある。
そのときの哀しさ、SFの面白さ、ラベンダーの香り、人魚というED曲は、今も私の心の中に残っている。
今思うと、そのころの記憶があるからこそ、わたしはアニメ版「時をかける少女」に想いを馳せてしまうのかもしれない。